古民家とオール電化

古民家のリフォームやリノベーションでオール電化を導入するケースもあります。一見ミスマッチな印象があるかもしれませんが、古民家のオール電化には、たった3つの条件をクリアすることで充分に可能なのです。
電気の使用が可能
古民家は建てられてから50年から100年以上のものが対象ですが、日本国内の場合、電気が使用できない家屋というのは非常に稀なものと思われます。そのため、電気が使用できる=オール電化の導入が可能ということになります。
契約アンペア数
古民家はもともとあまり電気を使用しない造りとなっていることから、オール電化の導入には、契約アンペア数を変更する必要があります。
そのためには所轄の電力会社に連絡して、工事をしてもらうことで解決します。
エコキュートと地盤

オール電化で導入される給湯器のエコキュートは、設置する貯蔵タンクの重さがおよそ100kgあります。
その他貯蔵する水の量を考慮しますと、トータルで500kgほどの重さに耐えられる地盤であることを事前に確認しておく必要があります。
とはいえ、建物の重さがそれ以上となっているので、それほど心配することもないかもしれません。